1人目出産後、体調不良が続いていることと、2ヶ月前に流産したことで、 体全体をたてなおして、次の妊娠に備えたいというご相談。

症状は、アレルギー性の様々な症状。
目のかゆみ、くしゃみ、ノド、顔のかゆみ。それと冷え症、むくみ。

1ヶ月目は、アレルギーに対する症状や体質改善をふくめた漢方薬を処方。
2ヶ月間服用したところで、アレルギーによる症状はほとんど出なくなった。

基礎体温は高温期に一時的に体温が下がることと、低温期が長い（排卵に時間がかかる） ということがあり、3ヶ月目より周期療法を行う。

低温期（月経期・卵胞期）は、理気活血剤。
高温期（黄体期）は、補気補血剤を服用。

周期療法をはじめて2ヶ月で、不安定だった高温期の体温が安定し、 生理周期も35日から30日になる。
漢方服用より5ヶ月、周期療法開始より3ヶ月で妊娠。

以前流産の経験があったため、安定期まで漢方服用。
その後無事出産。