両卵管閉塞の方がなんと自然妊娠されました。

 

こんにちは。

 

妊娠されたとの嬉しい報告がありました。

 

その方は、妊娠を希望して、

婦人科で検査をしたところ、

 

多嚢胞性卵巣症候群、子宮筋腫、両卵管閉塞、

高プロラクチン血症などの診断を受けられました。

 

子宮筋腫が内膜を圧迫しており、

卵管閉塞は

子宮筋腫によっておこっているかもしれないため、

FT(卵管形成術)をしても効果があるかわからないと

言われているとの事でした。

 

多嚢胞性卵巣症候群の為、月経周期が安定せず、

子宮筋腫など骨盤内癒着のため、

生理痛がひどい、

といった自覚症状がありました。

 

子宮筋腫や卵管閉塞、多嚢胞性卵巣症候群などから、

体質的にお血痰湿があると思われましたので、

 

改善の為の漢方薬は

活血剤、化痰剤、破血剤などを服用いただきました。

 

服用後からは

生理痛などは以前より楽になり、

生理周期も徐々安定してきました。

 

そして服用開始から、4か月で自然妊娠されました。

 

両卵管閉塞なのに自然妊娠された方が

以前もいらっしゃいました。

 

やはり同じように骨盤内癒着がひどく、

子宮内膜症などもあり、

生理痛がひどいという方でした。

 

同じタイプの不妊症ですね。

 

その方もお血改善の活血剤、

癒着の改善の破血剤

化痰剤を服用いただきました。

 

自然妊娠されたという事は、

卵管閉塞が漢方薬服用開始から、

4か月で開通したと思われます。

 

体外受精しか方法がないと思われていましたが、

自然妊娠されて良かったです。

 

現在は安胎を目的とした漢方薬に処方を変えて

服用いただいています。

 

無事に御出産の日を迎えられますよう

お祈り申し上げます。

この記事の監修者
片山智子
漢方薬なごみ堂 / 漢方薬剤師
片山 智子
東京・横浜・札幌などで漢方薬の経験を積んで参りました。 女性薬剤師として、女性ならではのデリケートなお悩みをご相談ください。お身体の状態をよく伺った上で、あなたに合った漢方薬をご提案させていただきます。 なかなか相談できない…などと一人で悩まずに、一度ぜひご来店ください。